人を知る
#02
20歳の時に高草木工務店を紹介され入社しました。それが20歳の時のことなのでもう社歴は23年ぐらいになります。元々ものづくりが好きで、家具屋さんで家具をつくっていましたが、学生の時の大工のアルバイトが楽しかったことを思い出し、大工もいいかもしれないと入社しました。なので、当時は今の現場管理の仕事とは違って大工として入社し、ベテランの職人さんと一緒にリフォーム案件を中心に仕事をしていました。当時は厳しい指導もありましたが、ここまで続けてこられたのは、やっぱりものづくりの仕事が好きだからなんでしょうね。今は指導する立場にもなり、協力業者とスムーズな仕事が出来るように気を付けています。
私は現場管理といって、設計営業から引き継いで実際に家を建てていく工程の管理や、建てた後の家のアフターフォロー、追加工事などをする仕事をしています。先ほど大工からスタートしたとお話しましたが、今の現場管理の仕事を始めたのは新築事業部が立ち上がってからです。元々年に1,2件新築の現場はあったのですが、事業部が立ち上がるまでは大工として携わっていました。リフォーム案件とは違い、新築の0から新しく造り上げていく過程が楽しいと感じていたところに現場監督のオファーがあり、現場監督として仕事をしているうちに責任感が増し、より一層やりがいを感じるようになりました。
リフォームの現場では、古い家がこの手で綺麗になっていったり、新築の現場ではお客様のこだわりを形にしていくのがやりがいであり、この仕事の楽しいところです。その中でもお客様とのつながりやコミュニケーションを大切にしています。リフォームの現場で毎日毎日お客様と顔を合わせてお話をしているうちに仲良くなり、完成した時に感謝の手紙をもらったときは少々恥ずかしかったですがとても嬉しかったのを今でも覚えています。日々向き合うのは建築現場ですが、その向こうにあるお客様とのコミュニケーションを積極的に取るようにいつも心掛けています。
今もこれからも変わらずに、お客様とのつながりを大切に丁寧に素早く、トラブルがないように仕事をしていきたいです。この仕事はつくったものに対してありがたいことに、喜ばれる経験ができる仕事です。その経験が今日までこの仕事を頑張るうえでの私の支えになっています。今のお客様はもちろん、過去のお客様のその想いに誠心誠意応えるためにも、今もそして今後も変わらずに続けていこうと思っています。